深夜の放送でしたが、12月19日(月)24時45分からフジテレビで放送された「ポケモン
GOが変えた世界」ご覧になられましたでしょうか。
世界中で6億人以上が外に出てスマホを片手にゲームを楽しんだという「ポケモンGO」。
今年の殆どのニュース上位に入っていましたが、この番組では、今年世界的大ヒットと
なったゲーム「ポケモンGO」が引き起こした世界の熱狂を紹介するだけでなく、ただの
ゲームとしてではない人間と最新テクノロジーの新たな関わり方を産み出した製作者たち
の思いを教えてくれました。
きっかけは、日本人のGoogleスタッフが2日間限りのエイプリルフールイベントで
「ポケモンがGoogleマップ上に出て来たら」という単発の思いから産まれたものでした。
世界中で大ヒットしたのはナイアンテック代表ジョン・ハンケ氏がそれに注目し、
『自分の足で冒険に出る』というテーマと一体化させて、2日間限りのイベントを、
より価値あるものに作り上げ、発信できたこと。
この事によって、病のために自宅で引きこもりがちだったアメリカ・ノースキャロ
ライナ州の少年が、携帯端末技術をきっかけとして家族との絆を深め外に出られるよう
になったこと。ナイアンテックが、初めて宮城県の要請に応えて行った公認イベント
では、東日本大震災の被災地でゲームを通じて被災地に観光客が戻り地域経済を
潤おわせることに一役買いました。
このゲームによってコミュニケーション障害をもつ引きこもりがちな少年が外出して
自分から話しかけ友達を作り、老人ホームの高齢者が笑顔を取り戻して生き生きと
スマホを手にして散歩を楽しんでいたのです。
「人々が外に出かけるきっかけを作りたい」「世界を変えるために」そんな熱い想いが
『ポケモンGO』制作の裏側にあったとは思いもしませんでした。課金システムに関し
ても、お金の有る無しでゲームが楽しめないのは良くないという気持ちがあった事も、
知る事が出来て大満足の1時間特番でした。
今日で弊社は仕事納め。明日から年末年始のお休みに入り、年明け1月5日からの
営業となります。来年は、また、どんな1年になりますでしょうか。自然災害やテロ
国民不在でやりたい放題の政治…嫌な事も沢山頭に浮かんでしまいますが、良くしたい
良くなりたい、変わりたい、変えたい…そんな思いを大切に来年も過ごしていきたいで
すね。
年内のブログは今日が最終の予定です。今年1年有り難うございました。
『何もないより』
いろんな事があった
いきなり うれしくなってしまったり
突然 悲しくなってしまったり
いろんな事が いろんな形で
私の中を 通り抜けていった
足跡を残して・・・
いろんな時があった
一人一人が 不安にかられたり
いきなり みんなで燃えあがったり
いろんな時が いろんな場所で
私の心に 刻んでいった
切り刻むように
信じられない・・・『正義』と言って行われた無差別テロ
忘れられない・・・『国の為』と強行採決される国民不在の政治テロ
苦しかった・・・大切な人の死・・・
みんな みんな 忘れられない
みんな過ぎ去ってしまったこと
みんな消え去ってしまったもの
取り戻すこともやり直すこともできない・・・
でも・・・心の中に残っている・・・
良くも 悪くも 思い出として 確かに・・・
だから、判断できる心、前に進む力だけは
失わずに持っていなければ・・・
何があっても 何も感じなくならないように・・・
今はダメでも、未来を良くして行く為に・・・
詩集『道しるべ』より
昨日の『僕だけのパン』に続いては、自分のパンを世界に広げようとするパン職人の
ご紹介。12月15日放送のカンブリア宮殿『無添加の焼き立てパン屋が全国で急増中!
異色の「5日で開業できる」手法の秘密』ご覧になりましたか?
パン消費量が増え続ける一方で、いわゆる「町のパン屋」の廃業が相次いでいるとの事。
昨日の話ではないけれど長時間労働が当たり前とされる厳しいパン職人の世界を若者が
敬遠し、後継者が育たないためだというのです。そうした中、注目を集めているパン屋、
それが今回の主役です。
無添加パンを、焼き立てで提供し、岡山では最も高い売り上げを誇る人気店の『おかやま
工房』ですが、注目される理由はそこではありません。なんとこのお店、たった5日間で、
パン作りのノウハウを身につけられる(リエゾンプロジェクト)研修講座を開き、その
卒業生が全国各地で次々と開業、その多くが人気店に育っているというのです。
愛媛県伊予市の山間の町に、無添加の手作りパンを売りにしたパン屋が去年9月、開業し
ました。この町は、人口5,000人ほどの過疎地域で、以前あったパン屋は廃業してなく
なっていたため、地域住民たちは大喜び。さらに、味もいいと評判になり、昼にはパンが
売り切れてしまうほどの人気となっていました。
そんな人気店のオーナー伊藤洋一さん(44歳)は、4人の子供と妻の6人家族。「自然の
中で子育てしたい」と2014年にカメラメーカーを辞め、東京から移住してきたというの
です。実は、伊藤さん、パン作りは全くの素人でしたが、5日間の研修講座に参加し、
ノウハウを身につけました。今、この講座は大人気で、実は東京など都心部でも卒業生
たちが次々と開業、その数は全国120店舗以上になっています。
無添加、焼き立てを売りにした岡山市で人気ナンバー1のパン屋さん。それでも、オー
ナーの河上さんは、「今はパン作りを人に教え、開業を手伝う方が面白い」と話しま
した。そんな河上さんの活動は、国内だけでなく海外にも広がり、海外店舗も既に11
店舗、今年はロサンゼルスにも研修センターを開いたそうです。
いつもの村上龍さんの編集後記から
『苦労して名を成した職人は、「簡単に真髄がわかってたまるか」そう思いがちだ。
河上さんは違う。休日なし、睡眠時間3時間、恐ろしく過酷な環境で修行したのに、
執着も郷愁もなく、「5日間でパン職人に」というアカデミーを創設した。「時代も
違うし、機械・器材も進歩してますから」あっさりと言う。きっと「苦労」はして
いないのだろう。大変だったに違いないが、ワクワクすることも多く、たぶん「苦」
ではなかった。そのクールで民主的な姿勢が、「毎日食べても飽きないパン」を支えて
いる。』
社長の金言は・・・
「町のパン屋」が生き残るには楽しく働ける仕組みが必要
ついでに座右の銘・・・
新しい挑戦が新しい世界を創る
昨日のパン職人は、自分のパンをトコトン追求する事に精一杯で、またその中に喜びを
見出していました。今日のパン職人は、そんなパン職人を増やす為に、売れ筋の基本と
なるパンの製法を教え、パン職人を増やす事に喜びを見出していました…
全く違うけれど、お2人とも、とっても魅力的な人でした。
今日、明日と2日間にわたってパン職人を特集した番組からお伝えしたいと思います。
まずは、少し前になりますが、NHK10月24日放送のプロフェッショナル仕事の流儀
『僕のパンは、まだおいしくなる』から。
食べてみたいパン屋さんとして、1位になった伝説のパン屋さん…主役の竹内さんの
パンがなぜそこまで多くの人を魅了するのか…。その秘密は、完全オリジナルの製法で
作られる“どこにもない味”にあるとの事。
たとえば、定番の食パンは、通常の倍にあたる水分を加えて生地を仕込んでいきます。
極度に生地が柔らかいため、扱うだけでも相当な技術を要する上、機械での成形が
出来ないので、大量生産も不可能。手間はかかりますが、その分、もっちりとした
食べ応えとのどごしの良さにあふれています。
人気のメロンパンは、通常1時間程度、高温で生地を発酵させるところを、自家製の
天然酵母で、15時間も発酵させていきます。伝統の技法もセオリーも無視し、時に
邪道とまでいわれる竹内さんのパン作り。それでも、追求するのはあくまでも美味しいか
どうかだと、言い切るのです。
竹内さんは、自らが生み出す全てのパンに対して、この様に話されていました。
「まだ、おいしくなるんですよ。絶対。最後は本当に感動してもらえるもんが
できるんちゃうかなっていうね。絶対なるんすよね。そうなるまでがんばるから。
パンなんてどこでも売ってるわけじゃないですか。これで完成やと思ったら、もう
それで終わりじゃないですか。」
パンは、いつでも誰でもどこででも手に入る。その中で、自らのパンを欲してくれる
という客に、想像以上のパンを食べてもらえなければ意味が無いというのが竹内さんの
考え。そのために日々、“どこにもないパン”だけを追い求めて作り続けているのです。
何の取り柄もない、勉強もスポーツも出来なくて不登校になり、そこから、『ああ、
日本の社長』という番組を見るようになって、社長になるという夢 金持ちになる
という夢を持って、パン職人の道を走り、1日に千人もの客を呼び込んで1日百万円もの
売上をたたき出していきました。
いつしか、24時間体制でただパンを作り続けるようになると自分が崩壊してしまいます。
そうして人気の絶頂期にあった『ブランジュリ タケウチ』を閉店。本当に自分のやりたい
事に気づいた竹内さんはちゃんと納得出来るパンを提供するために完全予約販売だけの
『生瀬ヒュッテ』を3年後にオープンしていくのてす。
パンは僕のすべてと話す竹内さんは、良い言葉をいくつも話しておられました。
1番印象に残ったのがこの言葉。
『今日の限界は明日の限界ではない』
プロフェッショナルとはと尋ねられると、恥ずかしいそうにこう言い切られました。
『どこにもない自分にしか出来ないものを産み出し続け、
それをさらに進化させ続けられる人』
たゆまぬ努力がそこにはありました。
今日ご紹介したのは『僕だけのパン』でしたが、明日は、対照的な『みんなのパン』に
ついて、同じようにテレビ番組から御紹介したいと思います。
昨日の夜、サッカーのクラブワールドカップ決勝が横浜市で行われました。開催国代表の
鹿島アントラーズが、ヨーロッパ代表のスター軍団レアルマドリードとの対戦という事で、
まさかはないだろうと思いながらも、まさかを期待して私もテレビを見てしまいました。
クラブワールドカップは、各大陸のチャンピオンに開催国代表で争われ、今年はJ1王者の
アントラーズを加えた7チームが、トーナメント方式でクラブチームの世界一を争います。
前半9分に先制されたものの、アントラーズは、44分に柴崎岳選手の素晴らしいゴールで
追いつき、1対1で前半を折り返しました。こんな展開は予想していなかったので、
見ているこちらもテンションが上がって来ます。するとアントラーズは後半7分に、
なんと柴崎選手のミドルシュートで勝ち越し。『もしかして、勝てるんじゃないの?』
そんな思いで、こちらも大興奮でした。ところが・・・
残念ながら15分にファールからペナルティーキックを与えてしまい、レアルマドリードの
エース、クリスチアーノロナウド選手に決められて追いつかれ延長戦に入りました。あの時、
ファールを与えていなければ…とタラレバその1。
また、後半45分には、DFセルヒオ・ラモスが、カウンターに出ようとしたFW金崎が反転
したところをファウルで引き倒しました。するとシカズ主審はカードをしまっている胸
ポケットに手を上げて、イエローカードを出そうと…。 セルヒオ・ラモスはこの試合で
一枚イエローカードを受けていために、この瞬間2枚目のイエローカードが出て退場かと
思われましたが、なぜか主審はカードを出さずに踏みとどまりました。
『なんでだよ』と誰もが思ったのではないでしょうか。レフェリーの謎めいた挙動と
疑惑のジャッジに対して不穏な空気も漂いましたが、結局はセルヒオ・ラモスはおとがめ
なしに終わりました。 あの時、イエローカードが出され、相手のキャプテンでもある
ラモス選手が退場扱いになっていたらと、タラレバその2…。
延長戦では、クリスチアーノロナウド選手に立て続けに2点を奪われて2対4で敗れ、
アジア勢初の優勝は残念ながらなりませんでした。
FIFAクラブワールドカップ決勝、レアル・マドリード対鹿島アントラーズは延長戦まで
もつれ込む、歴史に残る激戦となり、アントラーズは世界のスター軍団を相手に守備陣が
奮闘し、互角の戦いを見せましたが、最後はさすがのロナウドと言った感じでした。
試合では、勝ち越しとなるゴールを決めるなど世界の強豪を相手に2得点の活躍を見せた
鹿島アントラーズの柴崎選手は、「勝てずに悔しい。相手は延長戦に入ってもクオリティーを
維持していたが、自分たちはそこが落ちてしまった。ただ、いい大会にできたと思うし、
また、この大会で優勝できるように頑張りたい」と話していたそうです。
『あうんの呼吸』で闘うクラブワールドカップだけに、日本のチーム力が活かせたのかも
しれませんね。タラレバなんて、言ってはいけないと思いつつも、スポーツマンでない私は、
つい言いたくなってしまって…。
鹿島アントラーズの皆さん、楽しくワクワクした時間をありがとうございました。
久々に大興奮の良い試合でした!!
11月3日放送のカンブリア宮殿『農村を磨いて本物を生む! 主婦が殺到する人気ブランド店
の秘密!!』ご覧になられましたか?「ヨーロッパの食卓」をブランドコンセプトにした
"こだわりの商品"を全国46店舗で販売している「サンクゼール」が今回の主役。
この店の目玉商品が...添加物を使わないジャム。中でも特に人気が高いのが、「オール
フルーツジャム」。ジャム作りに必要な砂糖を使わず、果物の甘さだけで作り上げられて
いるのです。我が家でも愛用しておりますが、質の悪い砂糖や体に良くない人工甘味料を
使っていないので、安心して、自然の甘みを堪能できます。
見た目は外国産のようなパッケージのジャムでなかなかオシャレです。そんな「オシャレ」
で「安心・安全」なオリジナル商品を目当てに、店には連日多くの女性が詰めかけている
そうです。都会的で魅力的な商品を展開しています。
全国展開するサンクゼールの本店は、長野県・飯綱町にあります。人口わずか1万人の
小さな町の丘の上に建つ本店は、普通の店ではありませんでした。およそ3000坪の
敷地内には、食事やワインが楽しめるガーデンテラスやレストラン、本格的なチャペルも
並び、年間12万人が訪れる人気の観光スポットとなっていて、最寄りに行けば是非立ち
寄りたい所となっています。ちなみにサンクゼールの丘はこんな感じのところです。
良いでしょう、この感じ。また、8haある自社農園ではワイン用のぶどうを栽培し、
ワイナリーでオリジナルのワインを製造。その他にも敷地内にはジャムやパスタソース
の工場もあり、自家製造のこだわり商品を全国の店舗に配送しています。
実はここ、社長の久世さんが30年前にフランスで出会った世界観を再現しているそうです。
「田舎にこそ大きな可能性がある。ヨーロッパの田舎の世界観は、日本でも通用する」
フランスで見た農業、自分で作って収穫して、加工して販売まで行う6次産業を実現したい。
そう信じて田舎の良さを武器に成長してきたのです。
夫婦2人で始めたジャムメーカーが、年商64億円のブランドショップになり、今では
ショッピングモールでよく見かける久世福商店を知っている人も少なくないでしょう。
久世福商店も、良く覘かせて頂いておりますが、今度は番組でも紹介されていた
「万能だし」を見てみたいと思いました。
いつもの村上龍さんの編集後記では、以下のように書かれていました。
『日本も本当の豊かさに気づきつつある、久世さんと話していて、そう思った。貧しい国は、
衣食住など、切実に優先すべきことがあり、田舎にこそ美しい風景があるというような
実感を持つのがむずかしい。「外部の視線を持ったよそ者だったから信州の風景の良さを
発見できた」久世さんはそう言う。ただ、よそ者として存在するのは簡単ではない。
往々にして孤立する。だが、孤立から目をそむけず、現実に立ち向かうとき、必ず同志が
現れる。つまり、孤立を恐れない永遠のよそ者だけが、同志を得て、新たなる地平を
拓くのである。』
また社長の金言はシンプルでした。
『夢があるからこそ、やる気が出る』
全くその通りです。
12月8日放送のテレビ東京『世界!ニッポン行きたい人応援団』ご覧になられましたか?
私の大好きな番組の1つで、同じテレビ東京の『YOUは何しに日本へ?』と同様に、
外国人が主役の番組としてありながら、日本の良さを再確認できる番組として、
素晴らしい番組だと思っています。
毎週水曜日の夜放送されていますが、今更先週の番組を見て、ブログに書きたくなって
書いています。
番組ホームページには以下のように書かれています。
『私たちは、どこかの国で待っているであろうニッポンのことが大好きな外国人の方の
熱い思いをご紹介したいと世界の国々で大捜索!その中からニッポンで夢を叶えたい方の
お手伝いするため、ニッポンにご招待致します。
ご招待した際、ニッポンでできるだけ夢を叶えて頂こうとお手伝いをしているのです…
…中略…日本全国の皆さんとの‘ステキな出会い’や‘温かいおもてなし’を…』
今回は甲冑創りにハマっている人と文楽にハマっている人が登場していましたが、
毎回、日本人でも知らないような事まで勉強している人が多く、また、迎え入れる
日本人の方々も素晴らしい人ばかりで、つい貰い泣きしてしまう事もしばしば。
今回はサンマリノのルイジさんの涙に貰い泣きしてしまったのであります。日常では
ストレスになる様々なことがありますが、この様な番組を見ているとそんなストレスも
きれいに洗い流される気がします。
人の熱い想い…それに応える素敵な人たち…良いですねぇ…
そう言えば、今日15日は水曜日なので、ご存じない方は見られてみてはいかがですか??
12月1日放送のカンブリア宮殿、『リゾート再生の達人がさらなる進化!「日本旅館を
世界へ」』ご覧になられましたか?
日本の観光業は、今、変革期を迎えているとか。2010年に861万人だった訪日外国客数は、
今や2000万人に激増し、政府は、2020年の訪日外国人目標を4000万人に倍増させようと
しています。
東京には、世界の有名ホテルが立ち並ぶ一方、全国的に日本旅館は苦戦を強いられて
いますが、そんな中で、成長を続けているのが星野リゾート。我が家でも『一度は泊まって
みたい星野リゾート』として、憧れの宿となっています。勿論、まだ未体験ですが…
去年秋に開業したばかりの日本旅館「星野リゾート 界・鬼怒川」。鬼怒川と言われると、
関東人にとっては、お馴染みすぎて足が向かなくなっているかと思いきや、星野リゾート
のおかげで変わりそうな気配も…。客室は、畳に低めのベッドとソファ。現代人に合わせた、
温泉旅館。調度品や食事に栃木の地域性を活かし「鬼怒川」の魅力をまるごと楽しめる
ようになっていました。
運営している星野リゾートでは、日本旅館の伝統である〝女将制度〟を廃止。スタッフ
一人一人が女将となって、自主的に細やかな“おもてなし”をして行くので、本当に心に
染みるおもてなしが、管内の様々なシーンで見られるようになっています。
そんな星野リゾートも、世界を見据えた動きが、東京で始まっていましたた。2016年7月、
東京のビジネス街・大手町に「星のや東京」をオープン。1泊1室72000円~(食事別)
これまで、地方リゾートを得意としてきた星野が、初めて都市型の旅館に挑んだのです。
ヨーロッパにはない日本のスタイルだと海外メディアからも注目され、ホテル投資カン
ファレンス(HICAP)において最優秀賞「Reggie Shiu Development of the Year」を受賞
しました。
軽井沢の老舗温泉旅館4代目の後継ぎとして育てられた星野社長。アメリカ留学を経て、
実家の旅館改革に取り組みますが、父親の反発を招き対立し、とうとう株主総会で父親
から31歳の若さでで社長の席を奪ってしまいます。
星野社長のやり方に反発した社員たちは、次々に辞めてしまい、人材難に陥った社長は、
社員のやる気を引き出すために、現地スタッフが自ら発案する地域らしいサービスを
心がけるようになって、今の星野リゾートの基盤ができていきました。
世界有数のリゾート地、バリ島。この地でも、もう一つの新たな挑戦が始まっていました。
来年1月20日にオープンする予定の「星のや バリ」。「星のや」ブランド初の海外進出
です。勿論、ここでも、星野リゾート流の細やかなおもてなしを実現できるサービス
スタッフ教育を行っています。
日本流を押し付けるのではなくて、バリ人のスタッフが考えるバリならではの・・・
『おもてなし』を創り出そうとしているのです。その地に根ざそうとする日本流の
『おもてなし』これからも楽しみです。いつか泊まってみたいです・・・。
12月6日に放送された「ナゾ解き古事記~神と人の1300年」、ご覧になられましたか?
初めてご紹介させて頂くこの番組は、火曜日の夜11時からBS朝日で放送されている
「火曜ナイト」という番組になります。番組自身の紹介では、概要を、『オトナの
知的好奇心を刺激するバリエーションに富んだ番組を週替わりでお届け!』としており、
私も今回初めて見させて頂きました。
古事記と日本書紀の違い、ご存知でしたか? 名前こそ有名ですが、中身については殆ど
知らないというか、興味すら持っていなかった、私ですが、なかなか面白く、分かり
やすく解説して頂きました。
そもそも、2つとも国の成り立ちを綴った歴史書として作られたとの事でしたが、同じ
話でもこんなに違うのかと、改めて違いを見せられた2つの歴史書。
出雲、奈良を巡って探る、古事記誕生の謎。日本書紀との記述の違いから読み解く、
古事記の立ち位置。出雲神話、ヤマトタケル、知られざる皇子の悲劇。
古事記は歴史の出来事をドラマティックにリアルに書き記し、日本書紀は、国の歴史書
としての構成を重視して、都合の悪いところを改ざんしている様に感じられました。
ある意味、今の政治を思わせる様な国の立場からの歴史書が日本書紀。
一方、物語に踏み込んで書かれた古事記は、娯楽性あふれる歴史書として1,300年
以上経った今でも、楽しめる書物として『あり』だなと感じさせられました。読み
やすく書かれたものなら読んで見たいとも思わせるほどでした…。
そんな『火曜ナイト』今日13日放送予定の「満州崩壊はここから始まった~モンゴルに
眠るソ連秘密基地の謎~」も、なかなか面白そうですよ! リアルタイムで番組を見る
ことは、なかなか難しいですが、録画して都合の良い時に見るなら結構裏番組まで見ら
れます。録画がたまってしまうと、2倍速にして見ることもあって家内には不評ですが…
なぜ、口が1つで・・・
何故、口が一つで、耳が二つなのか
言葉を発するのが口で
言葉を聞くのが耳
耳が二つあるのは、口の2倍必要だから
つまり 話すことの2倍聞きなさいということ
そんな話を、昔、耳にした事があります
人の話をろくに聞きもしないで
自分の主張ばかりしてはいけないからと
ついつい、自分の意見を先に分かってもらいたくなるけれど
そんな時こそ、口と耳の数を思い出してみようというのです
困るのは、自分の主張ばかりして
更にそれが受け入れられないと腹を立ててしまう事
いわゆる身勝手という奴で
大抵腹を立てる時というのは、自分の思いが叶わない時の話
自分の意見を言わないのも困りますが
よく聞こうとすることで、人の心の声まで聞こえたり
自身に迫りくる危険を察知できるときもあります
相手の気持ちを引き出す話し方
きちんと話を聞く姿勢…大切にしたいですね
基本に帰って、心穏やかに過ごしたいものです