何となく、そんな日があったな…というプレミアムフライデー。このブログでも、今年《1月
12日プレミアムフライデーご存知ですか?》《6月1日プレミアムフライデー…その2『理想と
現実』》と、このネタで2度のブログを書かせて頂きました・・・そして昨日、とうとう、
こんなニュースが流されました。
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【実施率わずか2.8%で完全失敗…官僚の「机上の空論」】
日本経済団体連合会(経団連)の榊原定征会長は9月11日、月末金曜日に早めの退社を促し
て消費喚起を図るプレミアムフライデーについて、「一度総括して、実施の時期を含めて
見直すことも検討したい」と語った。また、そんな榊原氏の発言を受けて、世耕弘成経済
産業相は9月15日の記者会見で「産業界や消費者の意見を聞きながら、見直すべきところが
あれば見直したい」と述べた。
プレミアムフライデーは、政府と経団連など経済界が官民一体で消費を喚起しようと、今年
2月にスタートした。経済波及効果は外食を中心に5,000億円と試算され、鳴り物入りで始
まったが、スタート早々に失速した。
インターネット調査会社インテージの調査によると、職場での実施状況は2.8%。従業員500
人未満の中小企業では、9割以上が実施も奨励もされなかった。早帰りできたのはプレミアム
フライデーの旗を振った経団連加盟企業だけで、少数にとどまった。
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まあ、正直、現場にいない人たちの考えた事で、初めから分かっていた展開だったのかもしれ
ませんね。月末から前半に移動させたところで、大して変わらない気がしますが…。
・・・で、話は変わりますが、似たような話で・・・
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超党派のスポーツ議員連盟(会長・麻生太郎副総理兼財務相)が、東京五輪の開会式がある
2020年7月24日を特例として祝日にする祝日法改正案に、開会式前日の7月23日と、閉会式
翌日の8月10日も特例で祝日にするよう盛り込む検討に入った。議連幹事長の遠藤利明・元
五輪担当相が25日、大会組織委員会の理事会で報告した。
開閉会式に出席する要人の移動に大規模な交通規制が必要で、混雑緩和のために通勤・通学
などを抑えられる祝日にする。7月23日は「海の日」(7月第3月曜日)、8月10日は「山
の日」(8月11日)を移す案が有力。7月24日は「体育の日」(10月第2月曜日)を「スポ
ーツの日」に改称したうえで移す方向だ。いずれも、20年の1年限り。議連は8月末、改正
案などを来年の通常国会に提出する方針を確認。政府も理解を示しており、成立する公算が
大きい。
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いやいや、分散して少しずつ祝日があった方が身体の弱い人は助かるはず。勝手に移動させ
てまとめないでくださいよ。・・・と私は思ってしまうのでした。20年の1年限りなら、そ
の年だけその3日間をオリンピック特別休日として祝日を増やす方向で考えて欲しいなぁ
・・・と思ったりして…。
大混雑の中、通勤するのは確かに嫌なので、何か、他にしわ寄せのない方法で考えて下さい
よ。・・・と、そんな事を私が言ったところで何が変わる訳でもないのですが・・・
皆さんは、いかがですか?・・・1964年に開催されて、その当時は、まだ3歳。全く記憶に
残ってはいない世界。生きている間に自国で開催されるなんて、そうそうある事ではないか
ら、何とか良い対策を講じて欲しいものですね。