ティータイム

まるで暴力団の様な会社が存続していられるとは・・・

2017-7-27 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日7月25日に放送されたガイアの夜明け『密着!会社と闘う者たち第2弾』ご覧になられ

ましたか?電通の女性新入社員が過労自殺した問題から加速した「働き方改革」。…とは言え

会社側が理不尽な働き方を強いても、社員やパート職員、アルバイトが異を唱えるのは非常に

勇気のいることです。

 

そんな中、勇気を出して声をあげた人たちがいます。人気飲食チェーンで働いていたアルバ

イト学生と、大手引越会社の現役社員。それぞれ、孤独ながらも本来受け取るべき賃金や

働く場を得ようと会社側と闘い続けていました。去年2月に放送した「密着!会社と闘う者

たち」の第2弾、見ていて会社のひどい対応に、あきれ…憤りを覚えた一時間でした。

 

「4ヵ月間連続休みなし」「1日23時間の長時間労働」…千葉県の男子大学生が、そんな信じ

られないアルバイトの実態を訴えました。舞台は、人気飲食チェーン『しゃぶしゃぶ温野菜』

の千葉県内の店舗。『しゃぶしゃぶ温野菜』は、レインズインターナショナルが全国に400

店舗以上展開するフランチャイズチェーンで、問題となったのは、そのフランチャイズ加盟店

です。

 

フランチャイズなので、あくまでもオーナーレベルの話になるかとは思いますが、男子大学

生は、日常的に元店長からパワハラや暴力を受けたというのです。録音機器に残されていた

のは「殺してやっから!」など怒声の数々。なんとその店長、女性でした…。

 

男子大学生は昨年6月、店舗の運営会社で直接の雇用者であるフランチャイズ加盟企業『DWE

JAPAN』を提訴しました。争点は、長時間労働の実態について。男性の主張では、最大で月

400時間以上働いていたと言いますが、会社側の記録データでは約月100時間程度しか働いて

いないことになっているのです…。

 

そこで、原告弁護団は、意外な証拠品を集めて、長時間労働の実態を立証していきます。

勤務記録には残っていなかったものの、警備会社のカードによる施錠記録や掃除などの作業

記録にいないはずの男性の記録が見つかっていました。どう見ても真っ黒。勤務時間から

時給を換算すると、なんと400円台でした…。『懲戒免職は大学卒業後の就職に響く』とも

脅されていたようですが、バイトから離れられずに一年留年してしまっていたのだから…

むしろその方が…とも…。

 

もう一人は、去年2月9日に放送し、反響を呼んだ番組の続編。大手引越会社『アリさんマーク

の引越社』で働く現役社員。「月340時間の長時間労働」「交通事故を起こすと、会社が保険に

加入しているにもかかわらず、高額な弁償金を自腹で払わされる」などと訴え出た問題です。

 

その後を追うと…。会社は、男性をシュレッダー係という職場に異動し、陰湿なイジメのような

扱い。シュレッダーのゴミ捨てを延々やらされ続けるのです。それでも改善のために耐えて

頑張っていると、今度は懲戒解雇処分にした上で、社内に「罪状」と書かれた紙を張り出す

など、信じられないような対応をしていました。

 

前回放送では、東京都の労働委員会で両者が和解の糸口を探っていたところまで伝えられて

いましたが、改善されるどころか悪化していたことに驚き…。シュレッダー係への配置転換

についての法廷では、裁判官からも会社を批判する厳しい言葉がありました。会社は、まも

なく和解案を出してきますが、車を使わずに仕事をしろというバカげた条件付き。

 

報道陣に対する姿勢や話している姿、対応は、たちの悪いヤクザ集団のようでした。あんな

会社は、潰れるべきだとも思ったのですが、それはそれで、そこで働く人たちにも困った話。

多分、社会的な制裁は避けられないと思いますが、やくざの様な人たちが排除されない限りは

会社は変わらないかと…。

 

それにしてもアリさんマークの引越社と闘っておられた方は、長い目で見たとき、働き方

改革には役立つのかもしれませんが、普通に働かせてもらったところで、昇給がないとか、

言いがかりをつけられて減給とか…将来の給与収入や他の事を思うと、早く見切って他の会社

へ行かれた方が、共に暮らす家族を守れるのではないかとも思えてしまって…何とも怒りやら

痛みやらで、複雑な思いでいっぱいになりました。

 

何か良い助け舟はないものでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

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