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『引きこもり』の経験から生まれた『世界の発明50』の技術

2016-11-9 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

10月30日にBSジャパンで放送された未来EYES『H2L株式会社 (H2L Inc.)』の回、

ご覧になられましたか?

 

米TIME誌の「世界の発明50」に選出された、日本発の画期的な技術「Possessed

 Hand(ポゼスト ハンド)」。使用者に手の動き(ハンドジェスチャー)で情報提示

する装置で、簡単に言うと『コンピュータで人の手を操る』ことができるもの。

開発したのは、H2L株式会社チーフリサーチャー 玉城絵美さん。工学博士でもあり、

早稲田大学人間科学学術院助教も務めています。

 

「ポゼスト・ハンド」は、腕に巻いた2枚のベルトから前腕の筋肉に電気刺激を与え、

手指の動きを制御します。前腕の筋肉は手指の腱につながっており、その筋肉を

収縮することによって、手指を動作させるというのです。この技術を活用すれば、

楽器を弾けない人の手が、勝手に動いて、演奏することだって可能なのです。

 

また、ゲームの中の世界に“触る”ことができる、世界初のゲームコントローラー

「Unlimited Hand(アンリミテッド ハンド)」も開発。この技術は、UIST2016

〔ヒューマンインターフェイス学会〕で公開されていましたがコンピュータとの

双方向通信を可能にした物凄い技術です。VRの世界に触感型の機能まで加わると、

行った事のない場所の触れた事のない物まで、体感する事が出来てしまうのです。

 

かつて玉城さんは『引きこもり』で苦しんでいたそうです。そんな玉城さんが、人

とのコミュニケーションに必要なのは手の動きだと考え、辿り着いた世界。弱みを

強みに活かせた素敵な例だと思います。生きようとしたからこその成果です。

 

ところでVRって何?って人の為に触れておきますと、VRとは、Virtual Realityの

略で、人間の感覚器官に働きかけ、現実ではないものが現実のように感じられる

環境を人工的に作り出す技術の総称です。 VRで、今、1番話題になっているのは

PlaystationVRでしょうか。

 

このPlaystationVR、既に発売されているものですが正規の値段では入手困難で倍額

近い値段で転売されている状況です。それぐらい購買欲の高い商品という事ですね。

身体に装着する機器や、コンピュータにより合成した映像・音響などの効果によって、

3次元空間内に利用者の身体を投影し、空間への没入感・臨場感を生じさせるので、

バイオハザードなんてゲームで体験してしまうと、心臓麻痺を起こす人が出るの

ではという心配すらしてしまう凄いもの。

 

また、似たもので間違えられるのが最近ポケモンGOで、知られるAR。以前にARは、

このブログでもご紹介させていただきましたが、正式な英語ではAugmented Reality

と言います。日本語では「拡張現実」という意味になりますが、現実世界で人が感知

する情報(実際の景色、地形、感覚など)に、「何か別の情報」を加え、現実を

「拡張」表現する技術で、初めて箱根で体験した時は面白くてハマったものです。

 

おっと、かなり脱線してきましたが、このUnlimited HandがプラスされたVR、

ソニーのPlaystationVRとの共同開発も進んでいるようで、皆さんが驚異の体感を

できるのも、そう遠くないのでしょうね。PlaystationVR+Unlimited Hand+

MDR-HW700DS(立体的なサラウンド音場を再現できるヘッドホンで、映画などの

コンテンツを大迫力で楽しめるデジタルサラウンドヘッドホン)で、未知の世界に

旅に行けそうです。楽しみだなぁ・・・( ^  ^ ) /

 

 

 

 

 

 

 

 

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