参院選、終わりましたね。投開票された参院選(選挙区)の最終投票率は、
時事通信の集計で54.7%となり、前回2013年参院選の52.61%を2.09ポイント
上回ったそうですが、過去4番目の低さだったとの事。
選挙期間が通例よりも1日長く、期日前投票が増えたことに加え、国政選挙として
初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが、投票率微増の要因と
見られるそうですが、だとしたら一般社会人の投票率は、もっと下がったのではと
思わざるを得ません・・・。
14日告示の東京都知事選と時期が重なったことなどで、参院選への関心は
高まらなかったという話もありますが。そんな事が、ここまでの数字に
繋がるとも思えません。
また、初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県では投票率が
過去最低となったそうですね。あれほど世の中を騒がせた安保法案に対する
動きも、一時期のブームに過ぎなかったかのように、いつものような投票率…
一方、公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、
1598万6898人で、前回を23.46%上回って参院選の過去最多を更新しました。
その事に注目して見れば、何とか1票を投じたいという人も増えていたのでは
ないかと思われるのですが、大勢に影響はなかったようです…。
こうして選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたという事は、投票
しようとする意識の差に、大きな違いが出たのではないかと言える気がします。
あなたは投票に行かれましたか?マニフェストが定着してきた時は、ある程度の
期待もありましたが、結局選挙制度1つ取っても自身で自身の首をしめるような
ことはできるはずもなく・・・いろいろとがっくり来てしまいます・・・
それでも投票はしないとね。自分たちの国で、自分たちの生活に関わるわけで、
投票もしないのに文句ばかり言っていても仕方ないのですから・・・。