ティータイム

お客の『声なき声』にも手が届くようなメルカリさんに感嘆!!

2017-10-18 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

10月10日放送のガイアの夜明け、シリーズ「激闘 シェア争い!」第2弾【"中古品"の覇者

新たな戦い!】ご覧になられましたか?デフレ時代の勝ち組として好調を堅持してきたリ

ユース業界の売り上げが、軒並み前年割れしており、そんな中で、挑戦を続ける企業が取り

上げられていました。

 

まずは、急成長している企業…フリーマーケット・アプリを運営する「メルカリ」。御存知の

方も多い事でしょう。サービス開始からわずか4年で、年間流通額は1,000億円超。現在、登録

数は国内だけで5,000万を超え、脅威の躍進を遂げています。

 

そんなメルカリが7月、サービス開始以来最大となるアップデートを行っています。今までは、

出品する商品の紹介は写真と文章だけでした。それを、出品者がライブで動画を配信しながら、

商品を紹介できるようにするというもの。誰もが手軽に自分の“通販チャンネル”を持てるよう

になるというシステムなのです。中古品を売るだけでなく、地方の生産者が新たな販路とし

て活用し始めていました。

 

更にメルカリは、たたみ掛けるようにその1ヶ月後、今度はブランド品の売買に特化した

「メルカリ メゾンズ」というアプリをリリース。このアプリ、ブランド品の鑑定を、過去の

メルカリの販売実績データから鑑定士を介さずに自動で行ってしまうという画期的なもの。

ブランド品の買取業者にとっては、行きにくい質屋などに行かなくても鑑定結果が分かって、

その場で売りに出せてしまうのですから、相当の脅威となること間違いなし。

 

品物を発送する時もヤマトに行って事前に送られてくるQRコードを読ませるだけで、伝票へ

の記入ができてしまうのですから、ライブ販売と言い、鑑定機能と言い…利用者の気持ちを、

よく把握していると感心しました。

 

一方、全国に800店舗以上を展開する大手「ブックオフコーポレーション」。こちらは、売り

場面積約900坪、商品約48万点という巨大店舗を展開するなど、リアル店舗ならではの新たな

戦略に打って出ています。また、中古品の買い取りにも積極的に動いており、昨年11月には、

東京・目黒区の自由が丘駅前店に“総合買取窓口”を設置。今までは本やDVDが中心だった

「ブックオフ」が、洋服・家電・ブランド品・ジュエリーなど、幅広く買い取りを行ってい

ます。

 

今やリピート客が後を絶たず、買取額が100万円に達する日もあるのだそうです。その人気

の秘密は、店長を務める佐々木雄大さんの接客。一人一人と向き合い丁寧に質問に応じる

ため、商談は1時間に及ぶことも…。これが客との信頼関係を生み、リピーター獲得に繋がっ

ているとのこと。今後、この“総合買取窓口”をさらに展開していきたいと考えている「ブック

オフ」だそうですが、最大の課題は、窓口を任せられる人材の育成。多店舗展開している事を

強みにして、ネットワーク活用の売買もできるようにしたら…そんな事も考えてしまいました。

 

メルカリに関しては、お金の販売が行われてしまうというニュースにあったように、大きく

なる事での管理の問題や、鑑定の確かさに対する不安はぬぐえず…。ブックオフに関しては、

トレジャーファクトリーや質屋としての形式は、むしろ後続となってしまうという現実があっ

て…どちらも厳しい所もあるでしょう。それでも、生き残るために、様々なアイデアを出し、

努力していく姿勢は大切な事。今後の展開に注目したいと思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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