NHK土曜時代ドラマ、江戸時代を背景にした『みをつくし料理帖』、これまたNHKの土曜
ドラマで、やはり江戸時代を背景にした『幕末グルメ ブシメシ』、そして、もう1つは、
WOWOWの連続ドラマWで、『宮沢賢治の食卓』、まだ他にもあるのかも知れませんが、
たまたま、どれも気に入って見続けてしまっている次第です。
みをつくし料理帖は、最後にドラマとは別の料理教室まであったりして、何ともユニーク。
残念ながら次の土曜日に終わってしまいますが、続きがあれば、また見たいとも思ったので
あります。思わず『みをつくし献立帖』まで買ってしまったりもして…。
ブシメシは、まぁ、コメディの様な番組で、夢中になって見るほどのものでもありませんが、
肩に力も入らず、何となく楽しめる番組。料理と心の関係をコミカルに描いている感じです。
最後にWOWOWの連続ドラマW『宮沢賢治の食卓』。原作は、コンビニ向けのアンソロジー
コミック『思い出食堂』に収録されているグルメマガジンシリーズで、魚乃目三太さんの
同名コミックスを基にしたストーリーとのこと。主演の鈴木亮平さんの熱演も相変わらずで
、宮沢賢治ネタだけあって、なかなか面白いです。
宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『グスコーブドリの伝記』
等など、作品自体にはもちろん人気がありますし、人となりについてもかなり興味いことが
多い様で、本人主役のドラマは珍しく、楽しく見させて頂いております。
このドラマは賢治が稗貫郡立稗貫農学校教諭として生活する中での出来事が多く描かれて
おり、妹のトシが結核で亡くなるまでが描かれるのではないかと…。まあ、タイトルに
『食卓』が付いていますが、これは大した意味はない?ようで、普通に良くできています。
そう言えば、料理ドラマついでに、宮沢賢治さんは、童話集として『注文の多い料理店』
と言うものも書かれている様で、今後、こんな料理ドラマの展開に伴って、また、ドラマ化
されちゃったりも…するんでしょうかねぇ?