『生きる種』
自分がどんな種を持っているのか
いつ、種から芽が出るのか
知らないまま生きている
本当は、沢山沢山持っている種だし
育ちたいって思っている種なのに
種を蒔くゆとりがないのか
種を蒔く土壌がないのか
それとも、蒔いても水やりができないのか
人の持つ種にも、適切な時期がある
同時に、育てる努力と、守る努力も必要
一度の人生では足りない気がする
育てたい種が沢山あるのに
いつの間にか、絞り込んでしまって
そうして選ばれた種も
いつの間にか、枯れ始めて…
これで良いのか?
このままで良いのか!?
自分を活かす種なのに・・・
詩集『道しるべ』より