ウィンブルドン選手権は、今更改めて言うまでもない事ですが、テニスの聖地、
イギリスはロンドンのウィンブルドンで開催されるテニスの四大国際大会
『グランドスラム』の一つです。
大会の名称は、もともと「The Lawn Tennis Championships on Grass」でしたが、
短縮されて「The Championships」と呼ばれるようになっています。日本語では
全豪、全仏、全米と区別がしやすいように「全英オープン」と呼んだり、
そのまんまのウィンブルドンでも充分通じるようになっていますよね。
試合や練習の際には白いウェアを着用する事が義務付けられていますが、色だけに
とどまらず、全身タイツのような奇抜なウェアの使用も禁止されており、ファッ
ションにこだわる選手にとっては『今時…』なんて思いもあるでしょうが、
流行りのゼブラ柄より私は好きですかね。
気になる今年のシングルスの優勝者(男女共)には200万ポンド(約3億2,000万円)の
賞金が与えられ、仮に1回戦で負けたとしても500万円ほどの参加費?がもらえるとか…。
ここ数年でドンドン賞金額は上がっていますが1年1年が勝負で長くは続けられない事を
思えば、それでも安いのかもしれません。
特にトップで争う人たちは、年間通して殆ど休みもなく、かなりの負担を背負って、
それでも勝ち続けなければならない過酷な世界ですから、そんな世界に日本人として
錦織圭選手がいる事は奇跡のような話です。
さてさて、今正にその全英オープンが開催されていますが錦織選手も順調に勝ち
進んでいますね。女子の大坂選手が出られなかったのは残念ですが、トーナメント表を
見ると錦織選手の組み合わせは良く、ベスト8は楽勝で行けそうです。最初のハードルは
ベスト4へ進む時のハードルで、本人が尊敬もしているという師匠のフェデラー選手。
師匠も前回身体を痛めていましたが、錦織選手の調子も万全ではないように見えるので、
どんな闘いになる事やら…。また暫く寝不足の日々が続きそうです