今日はペパーミントデーです。ハッカが特産品の北海道北見市まちづくり研究会が
1987(昭和62)年に「はっか(20日)」の語呂合せから制定されたようです。
いつものWikipediaでは、ペパーミントは、シソ科ハッカ属の多年草で、和名は
コショウハッカ、セイヨウハッカと書かれていました。スペアミントとウォーター
ミントの交雑種という事で、原産地はヨーロッパ大陸。ハーブの一種で、独特の
メントール臭がする事はご存知の通りですが、ニホンハッカに比べると、
メントール(ハッカ脳)の含有量は50 - 60%と低いようです。
ヨーロッパ、アラビアで、葉を摘み取って乾燥させたものをハーブ(薬草)や
薬味として使用したり、花を枝ごと水蒸気蒸留して精油を抽出して香料として
利用されてきました。ペパーミント由来の香料は菓子に広く使われ、また
ハーブティーにも用いられ、クセのあるハーブとは、ブレンドする事で飲み
やすくもしてくれるハーブですよね。
ペパーミントは、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けて
くれますが、腹痛や胸焼け、胃けいれんなどの症状を緩和してくれたりもします。
ペパーミントには鎮静効果があり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、
心身をリラックスさせてくれます。無気力や抑うつを改善する精神安定化作用
もあり、神経症などにも利用されてきました。
その他、以下のような効能・効果があると言われています。
●偏頭痛やそれに伴うむかつきを癒してくれます。
●麻痺作用と抗菌作用があり、虫歯や歯痛などの痛みを和らげてくれます。
●胃の神経の末端を麻痺させることで、乗り物酔いや吐き気の予防になります。
●胃の筋肉をゆるめるため、げっぷが出やすくなります。
●不眠を解消し、深い眠りに誘ってくれます。
乗り物酔いしやすい人は、ペパーミントティーを携行して行くと良いようです。
ただし、摂りすぎると胃の粘膜を乾かし、胃痛などを引き起こす事があるよう
なので取り過ぎには注意が必要とのこと。
我が家ではリラックス効果を求めて活用されることが多いですかねぇ…