今日は国旗制定記念日です。昔、内閣府所管だった国旗協会が制定。
今は、一般社団法人国旗協会として、国を象徴する国旗の正しい理解と普及を
目的に掲げている法人だそうです。
1870(明治3)年、太政官布告第57号の「商船規則」で、国旗のデザインや規格が
定められました。それまでは、船によってまちまちのデザインの旗を使っていたそうです。
当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの
100分の1ずれた位置とされていましたが、現在は、1999年8月13日に公布・施行された
「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、
日の丸は旗の中心の位置となっています。
これだけ長い期間慣れ親しんできた国旗ですが、未だにデザインのシンプル過ぎる様に、
残念に思うことがしばしば。もう一工夫欲しかったと思うのは私だけでしょうか…。
このシンプルすぎる日本の国旗を見ていると、直ぐに頭に浮かんでくるのが日の丸弁当。
言うまでもなく日本を代表する?弁当の一つです。弁当箱に詰めた飯の中央に副食として
梅干し1個だけを乗せたもので、日本の国旗(日の丸)のデザインに似ていることが
名の由来。特に戦時中、興亜奉公日(毎月1日)の食事に奨励されたことで知られており、
戦時中の代表的な食べ物の一つとも考えられています。戦争や貧しさの象徴・・・
どうしても嫌なイメージと重なってしまうんですよねぇ…。
この絵柄・・・幕の内弁当やおせち料理とは程遠い・・・