今日はカレーの日です。実は弊社の社長は大のカレー好き?なので、機会があれば、
是非、カレー問答でもお願いします。多分、本社のある地元神保町のカレー屋さんは
殆ど食べ尽くしているのではと…。
さて、今日の記念日の謂れですが、1982(昭和57)年、全国学校栄養士協議会で
1月22日の給食のメニューをカレーにすることが決められ、全国の小中学校で一斉に
カレー給食が出された事を記念しての記念日だとか。カレーの嫌いな子には真っ青に
なるイベントですねぇ。
でも、カレーに含まれるスパイスの1つターメリックには、有効成分にクルクミンが
含まれており、その効能として抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗
炎症作用などが知られています。
カレーは、多種類の香辛料を併用して食材を味付けするというインド料理の特徴的な
調理法を用いた料理に対し、欧米人が名付けた呼称とか。転じて、それを元にした
ヨーロッパ系の料理や、同様に多種の香辛料を併用して味付けされる東南アジア
などの料理も指すそうです。
で、お馴染みのカレーライスとは、カレーを米飯に掛けて食べる料理ですが、
インド料理を元にイギリスで生まれ、日本で発展した料理とも言えます。インドの
カレーよりとろみが強くなっているのは、イギリス海軍のメニューに採用されたとき、
船の揺れに対応するためだったという説や、ソースを重視するフランス料理の
手法を取り入れたからという説があります。
日本でのカレーの進化はすばらしく、1926年に大阪ハウス食品が、「インスタント・
カレールウ」を「ホームカレー粉」の商品名で初めて発売すると、1945年11月、
オリエンタルが、事前に炒めた小麦粉とカレー粉を混ぜた粉末状のオリエンタル
即席カレーを完成。1954年更にエスビー食品が固形製品を発売すると、翌年
昭和30年代からは、テレビによるCMを主とした各製造販売会社の販売合戦が起こり、
「即席カレー」の生産と消費が急増しました。そんな中、1960年江崎グリコが
板チョコの生産技術を生かして、ブロックごとに割って量を加減できるワンタッチ
カレーを発売。現在の日本の「インスタント・カレールウ」の定番が誕生したのだ
そうです。誰でも簡単にカレーが作れて良いですよね。
私はジャガイモやニンジンがゴロゴロと入っているタイプはあまり好みませんが、
ジャガイモが溶けるくらい煮込んだトロトロの物はなかなか好みであります。
あぁ、なんか、こういう話をしていると食べたくなってしまいますよねぇf(^ ^;)