今日は玉の輿の日。意中のお金持ちがいる方は、アタックしてみます?
さて、今日の主人公1人目のモルガンお雪 さん…日本名加藤ユキさんは、
士族の家系に生まれ、14歳で芸妓となりました。1901年(明治34年)、
当時30歳のアメリカ人の富豪ジョージ・デニソン・モルガンと出会い、
求婚されました。モルガンは恋人と別れたばかりの失意の旅行中に日本に
立ち寄り、お雪が結婚に承諾するまでの4年間に3度来日。当時20歳の
お雪には、10歳年上の恋人がいたそうですが、この騒動が新聞に掲載され破局。
なんとも迷惑な話のような、むしろ良かったのか・・・
かくして、1904年(明治37年)の今日1月20日、当時4万円という莫大な
身請け金によりモルガンに引き取られ、横浜で結婚。「日本のシンデレラ」と
呼ばれ、この日を玉の輿の日と呼ぶようになったそうです。数々の伝記や
舞台でも演じられ、あの宝塚でも、扱われたそうな…。
で、玉の輿の意味ですが、女性が金持ちの男性と結婚する事で、自分も
裕福な立場になる事。男性が金持ちの女性と結婚する場合は、俗に
「逆玉(ぎゃくたま)」と呼ばれますが、諺(ことわざ)の本来の事実からすれば、
間違った使い方なそうな。…で、玉の輿2人目の主人公のお話・・・
語源としてもっとも有力なものは…三代将軍徳川家光に見初められ、京都の
西陣の身分の低い八百屋の娘として産まれたお玉が、当時、格も高く
由緒もあった西陣の大棚である本庄家に養女として出され、江戸まで輿(こし=
御輿の輿:数人で人を乗せ運ぶもの)に乗って嫁いだことから、玉の輿という
諺(ことわざ)が生まれたという説。
まあ、お金があれば幸せという事はありませんが、ビンボーな人からすれば、
当然ないよりはあった方が良い訳で、あり過ぎて困るなんて思いも是非
体験してみたいものです。困っている人たちへの寄付だって、存分にできる
わけですからね。そうそう、結婚出来なくても、バラマキして貰えたら助かるん
ですがねぇ…どなたか???