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外国人にも支えられた3.11…因果応報

2018-3-13 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月6日放送のアナザーストーリーズ・運命の分岐点『外国人から見た3.11』の回、ご覧になられましたか?あの2011年3月11日、日本のために行動し、支援してくださった多くの外国人たちの知られざる物語が今回の題材。東日本大震災における、海外から支援の手は128にも及び、震災発生の翌日から次々到着した救援隊や救援物資。今回初めて見る映像もありました。

 

アメリカ軍による救援作戦「トモダチ作戦」では、最大時、将兵2万4千人が投入されました。アメリカ海軍第7艦隊に所属していたトム・バーク氏は、空母「ロナルド・レーガン」の艦長。韓国での合同軍事演習に向かう途中で震災の一報を聞いたバーク氏は、高度に政治的・軍事的判断で決められている空母の進路を、急遽、軍としては通常有り得ない、日本に向かうという決断を独断で下してくれます。

 

万が一その間に不測の事態が起きれば、責任を問われるという事も覚悟をしての行動だったのです。それでも、そうした勇気ある決断があったからこそ、地震後 僅か40時間という短さで駆けつけられるという奇跡を成し遂げたのです。お蔭様で救援物資の輸送には大貢献。放射能の恐怖が流れる中も、この艦長は自らヘリに乗って先陣を切っていくのですから、凄い人です。

 

番組では更に世界に正しい情報を伝えようと福島第一原発に肉薄したジャーナリストジャーナリストのデイヴィッド・マクニールさんの話。東京はゴーストタウンとなっている等、間違った情報も混在する中、海外に正確な情報を発信しようと福島第一原発の至近距離に迫り、被災地の窮状を伝えてくれました。自分の家族と離れてまでの素晴らしい行動です。

 

また、台湾で募金を呼びかけた当時中学生の少女…。日本で震災が発生したと聞き、涙した台湾の少女は、自分にも出来ることはないかと考えたそうです。遡る事1999年。台湾中部で2,400人以上が亡くなった災害時、世界で最も早く被災地に駆けつけたのが日本でした。真摯に復旧を助け義援金を送った日本人の姿を多くの人々が覚えていてくれたのです。

 

そして 最も被害が大きかったのが少女の中学校がある東勢地区だったのです。テレビ各局も 日本への募金を呼びかけ、チャリティー番組を制作。こうして 200億円を超える義援金が集まったそうです。因果応報…仏教用語で、原因としての善い行いをすれば,善い結果が得られ,悪い行いは悪い結果をもたらすとすることわざ。善悪の原因に相応する楽苦の結果と考えると、自らの日頃の行いもしっかりしなければダメですよねぇ…。

 

何よりも、これまであまり報道されてこなかった外国人による支援の実態…感謝の気持ちで一杯になります。有り難うございました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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