ティータイム

最初の1歩が踏み出せなければ、沢山あってもゼロと同じ・・・

2017-12-6 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

11月30日放送のカンブリア宮殿『苦境の家具メーカーが復活!業界の異端児が仕掛ける独自

改革』の回、ご覧になられましたか?今回のテーマは、【再生】…ガイアの夜明けに通じる

ものがありました。

 

地方の地場産業の衰退が叫ばれる中で、高いクオリティと常識を打ち破る独自の技術力で

「いつまでも使いたくなる家具」を生み出し、成長を続けている老舗の家具メーカー「飛騨

産業」。もともとは、あのNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で話題となった「暮らしの手帖」

で特集が組まれ、爆発的ヒットを生んだ歴史ある老舗メーカーだそうです。自信から来る

10年保証…「座った人が驚く椅子」、私も座ってみたいです。

 

そんな飛騨産業が時代の流れとともに、ニトリやIKEAなどの低価格な家具が台頭していくこと

で、多額の借金を抱え、廃業寸前の厳しい経営状況に追い込まれていったそうです。そこで、

経営の立て直しを請け負ったのが現社長の岡田贊三さん。

 

岡田社長は、飛騨地方で受け継がれてきた、一本の木を曲げて家具に使う「曲木」という

「飛騨の匠」の技を生かした独創的な商品で、安さが売りの輸入家具等に対抗していったの

です。問屋を通して売るスタイルから、小売りと直接交渉して、受注製産に切り替えることで

在庫を一掃。

 

通常捨てられていた節(ふし)の入った木が見過ごせず、反対を押し切って【節】を活かした

家具「森のことばシリーズ」を大ヒットさせるなど、次々に改革を断行。業界の常識を破っ

て、これまで使えなかった柔らかい杉の木まで、圧縮技術で固くして新素材にしてしまう等、

ヒットを生み出すことで、売上高を就任直後の2倍となる50億円にまで復活させたのです。

 

沈みかけていた地場産業を、見事に再生させた岡田社長が、今、力を入れているのが、業界の

未来を担う若き職人の育成。「飛騨の匠」の技術を後世に残そうと、4年前に「飛騨職人

学校」という2年間全寮制の技術養成学校を立ち上げています。入学金や学費は一切不要。

さらに、奨学金として年間96万円を支給してもらえるそうです。ただで、学べてお金がもらえ、

卒業後は自由な仕事を選べるということで、放送後は入学希望者が殺到しそうですよね…。

 

いつもの『社長の金言』は【改革は まず1歩を踏み出す】

やってみて良ければ踏襲し、駄目なら改め、更なる改善点を探していく。当たり前の事なん

ですが、その最初の1歩を踏み出せないのが、殆どの人なんですよねぇ。『やりたい事がたく

さんある』『埋もれた才能がたくさんある』『自分の可能性を信じている』…とは思ってい

ても、1歩を踏み出せなければ、結局ゼロと同じなんですよねぇ。しっかりしなければ!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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