ティータイム

柔軟な考え方で活路を見出していく

2017-9-21 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

8月22日放送のガイアの夜明け『〝常識破り〟で市場を拓く!』の回、ご覧になられましたか?

"モノが売れない時代"だからこそ【新たなマーケットの創造が必要】と、常識破りの考え方で

活路を見出している企業がピックアップされていました。

 

最初に紹介されたのは、地図がそのままプリントされたゴルフウエア。女子プロゴルファーが

公式戦で着用していることもあって人気を集めているらしいのです。ウエアのデザインを担当

したのが、あの地図の「ゼンリン」。いまやパソコンやスマホで簡単に地図検索できる時代で

紙の地図離れがおこり、ゼンリンは方向転換を余儀なくされていたのです。

 

そんなゼンリンは、膨大な地図データをグッズに転用。わずか3名の女性チームで、地図デー

タをデザイン化した文房具「matimati(マチマチ)」シリーズを立ち上げ、新たな市場の開拓を

進めていたのです。意外な方向転換でした。

 

2つ目に紹介されたのは神奈川県愛甲郡の山の中。多くの観光客が押し寄せていましたが、お

目当ては、高さ150メートルを誇る「宮ヶ瀬ダム」の観光。ダム観光を終えるとツアー客は

隣接するカフェへ移動して、“宮ヶ瀬ダム観光カレー”を。ご飯に刺さったウインナーを引き

抜くと、ダム放流さながらカレールーが流れ出るという遊び心満載のカレーです。

 

「ダムを見たらダムカレーが定番」このブームに目をつけたのが「タカラトミーアーツ」の

企画担当、加藤さん。全国のダムを訪ね、子どもの頃、誰もが親しんだガチャガチャを、思い

出に寄り添える大人向けのダムカレーガチャにしてみせたのです。色々なダムカレー欲しさに

大人買いしている子供の様な大人さん…微笑ましいものでした。

 

最後は、衰退の一途をたどるニッポンの伝統工芸。「その技術を次世代につなげたい」と奮闘

しているのが「和える」の矢島さん。「和える」は、全国の伝統工芸の職人と組み、数々の

0歳から6歳向けの商品を手がけています。

 

大分県豊後大野市にある「しいのみ保育園」。お昼で楽しそうに食事をする園児たちの手元を

見てみると、何やら風変わりな食器。お皿は陶磁器で、内側には返しと呼ばれる加工が施され

ています。実はこれ、その名も“こぼしにくい器”。子どもがこぼさずに食事ができるという

コンセプトで作られた食器なのです。作ったのは愛媛県砥部町の「砥部焼き」の窯元。砥部焼き

といえば、国を代表する伝統工芸品です。

 

調べる地図➡楽しむ地図、子供のガチャ➡大人のガチャ、伝統工芸➡子供向けの商品…発想を

変えたり、ターゲットを変えたりすることで、新たな価値を生み出していく…いずれも女性の

活躍が目につきましたが、柔軟な考え方…大切ですよね。男性は頭が固いのですかねぇ…
 

 

 

 

 

 

 

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