ティータイム

客の声に耳を傾け、研究し続ける花王さんに脱帽!!

2017-8-21 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

8月17日放送のカンブリア宮殿『花王』の回、ご覧になられましたか?

『日本中の家庭をキレイに!果てしない「便利」への挑戦』と題して「アタックやメリット、

キュキュット、マジックリン、ビオレ、リセッシュ、クイックルワイパー等々…日本全国の

一般家庭で、1年間に平均約40個が使われているという花王。かなり浸透しているんで

すね…。気になる年商は1兆4,500億円…と今も成長を続けています。

 

原動力は、消費者のちょっとした違和感や要望に執念を傾け、商品を改良し続ける“改善力”。

花王の消費者センターに寄せられる「声」は年間22万件。その声は若いママのメールから、

おばあちゃんの達筆すぎるハガキまで…即日データ化され、社長以下全部門で毎日閲覧

されるシステムをとっているそうです。

 

研究畑を歩み、大ヒット紙おむつ「メリーズ」を作られた、社長の澤田さん。その口癖は

「本質研究」。容器、泡、香り、髪、皮膚…様々な分野の本質を研究し、そのメカニズムを

解き明かすことこそ、客が欲しいと思う商品を正確に作り出せると考えているのです。

 

そんな花王が誇る基礎研究所には、日本でもトップクラスの研究者が集まっているそう

です。同業では突出した、年間500億円を越える研究開発費で、毎年膨大な数の学術論文と

特許を発表し、顧客の細かいニーズを、凄腕研究者たちが解決することで商品を改良し、

次々とヒット商品を連発しているのです。

 

村上龍さんの編集後記では、こんな事が語られていました。

『「花王は技術が軸だ」メーカーなのだから当然と言えば当然だが、技術を生む基盤である

研究、それも、必ずしも応用を前提としない基礎研究の蓄積は、おそらく他に類を見ない。

しかも各研究部門、開発、営業、販売など、すべてが見事に連携している。「花王」は、

「全力士の中でもっとも稽古量の多い横綱」のような、そんな企業だ。「面白さを通り

越して立派」なのだと見識を改めた。』

 

基礎研究の重要性、納得のいく今回でした。いつもの社長の金言は・・・

   【本質研究の蓄積が感動的な商品を産む】

 

それにしても研究開発費の金額には驚かされました・・・(^ ^;)

 


 

 

 

 

 

 

 

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