4月9日放送の未来アイズ『セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社』の回、ご覧に
なられましたか? 時代の先を見据え、“0”から“1”を生み出そうとする技術集団『セブン・
ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社 』が今回の主役。
代表の阪根さんが生み出したのは、世界初 全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」。
なんと衣類を無作為に投げ入れるだけで、カメラが衣類を判断、人工知能が畳み方を指示し、
ロボットが、衣類を綺麗に畳んで行くのです。1回で30枚まで畳めるそうで、人工知能なので、
衣類の特徴を覚え、家族ごと・衣類ごとの棚に分別までしてくれるんだとか。
データベースに蓄積された無数の知識は、衣類に最適なたたみ方を、経験を積めば積むほど
学び、成長していくというのです。洗濯が自動に~乾燥が自動に~食器洗いが自動に~掃除
まで自動になった、現代。2017年 次に開放する家事は、衣類の整頓。この『ランドロイド』は、
185万円もするのですが、世界で初めてという物は、最初は高くなるのは仕方がないと、
その出来上がった物への自信が伺えます。
画像解析、A.I. 人工知能、ロボティクスの技術を集結させた、世界を見渡してもここにしか
ない技術。世界にそれまで存在していなかったモノを世の中に送り出す『世界一イノベー
ティブな会社』でありたいと話す阪根さんは、『テーマ選びが重要』で、その判定基準は、
①世の中にない②生活を豊かにする③技術力の高いものの3つだそうです。
挑戦を続ける“革命家”阪根さんは、これまでにも人工衛星のはやぶさに活かされた技術力で
作り上げたカーボン製のゴルフシャフトや睡眠時無呼吸症候群の解消グッズを作っています。
ゴルフシャフトでは、プロゴルファーの尾崎将司さんが登場し、その製品の素晴らしさを
語っておられました。なんとオーダー用品は12,000,000円する物もあるんだとか…。
300万人の患者数と言われる睡眠時無呼吸症候群のグッズ開発では、社長自身が無呼吸症候群
の為、自らが被験者となり、針金で作られていた当初は血みどろになってまで開発したと
笑顔で語る社長さん。世の中にない物を、ニーズから探り当てて開発し作り上げていく…。
『ランドロイド』も10年かかったのだそうです。
諦めず折れない気持ちがあればこそ、たどり着けるゴールなんでしょうね。凄い人でした。