今日 4月14日は、SOSの日(タイタニック号の日)。
イギリスを出発し、ニューヨークを目指して航行していたイギリスの豪華客船
「タイタニック号」が、1912(明治45)年のこの日、ニューファンドランド島の
沖で氷山に衝突し沈没しました。2000人を超える乗客・乗組員のうち約1500人が
犠牲となりました。
このときにタイタニック号から発せられたSOS信号が世界で初めてのマル
コーニ式電信機によるSOS信号といわれています。ご存知の通り、SOSは、
世界中で用いられるモールス符号のための遭難信号です。 また一般的には
遭難に限らず救助や助けを求める際の合図として使用することもあります。
モールス符号の3短点、3長点、3短点(・・・---・・・)の信号で
構成されるので、覚えやすいし、万が一の時の為にも、是非、覚えておきたい
ものですよね。それぞれ1文字ずつ送信されたならばアルファベットのS O Sと
同じになるそうですが、各文字の間に間隙を入れずに続けて送信されます。
SOSの上に線を引くのは、字間を空けずに送信する符号であることを示すそうです。
つまり覚えやすく緊急時にも打ちやすい信号となっている訳です。
“Save Our Souls”(我らを救え)または“Save Our Ship”(我が船を救え)の略と
言われる事もありますがこれは俗説で、SOSという文字列自体は何かの略称
だったり救難信号以外の意味があるわけではないそうです。
タイタニックと言えば、ジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年の
大ヒット映画が印象的でした。セリーヌ・ディオンによる名曲「マイ・ハート・
ウィル・ゴー・オン」やレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット
による数々の名シーンが今でも頭に浮かんで来ます。ヒットした頃には船の
先端でケイトさんが両手を広げ、ディカプリオに支えられて鳥のように風を
切るシーンが、よくマネをされていましたよね。ケイトさん、美人でした。
スケッチのシーンなんてドキドキしながら見たものです。美男美女に美声の歌、
ヒットの要素は充分あった訳ですよね。
そう言えば、ディカプリオと言えば映画『レヴェナント 蘇えりし者』が
間もなくの4月22日公開予定となっていますが、タイトルの「Revenant」の
意味は「帰ってきたもの」「亡霊」などという意味を持つそうです。
ディカプリオのタイタニックから20年後の役者姿、予告を見ましたが、
随分と男臭さも感じられるようで楽しみです。是非、見たいと思っています。