12月13日(日) 午後3時30分から放送された『神の島を行く』、又吉さん
(芥川賞受賞)と西さん(直木賞受賞)の御2人がレポートしていましたが、
ご覧になられた方はいらっしゃいますか?
私は、いつものように録画して、晩御飯を食べながら見たのですが…
宗像観光協会の公式サイトなどによると、沖ノ島は玄界灘に浮かぶ周囲4km
ほどの島で、九州本土から約60km沖合に位置する絶海の孤島。日本列島と
朝鮮半島の間に位置するため、500年間に渡って航海の安全を祈って、
膨大な量の奉献品を用いた大規模な祭祀が行われていたそうです。
鏡、勾玉、金製の指輪など、約10万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、
そのうち8万点が国宝に指定されている為、沖ノ島は「海の正倉院」とも
呼ばれているそうです。番組では、この島の発掘に深い繋がりを持つ、
出光興産の創業者、出光佐三についても触れられ、面白い仕上がりと
なっていました。
出光佐三と言えば、昨年の4月、『昭和偉人伝』という番組にも登場して
いましたが、こちらをご覧になられた方は・・・?
「解雇なし」「定年なし」「タイムカードなし」「労働組合なし」…今もなお、
出光の経営に連綿と受け継がれる独特の社風…それを作り上げたのが、
創業者であり、不世出の商売人、出光佐三でした。
面汚し、無法者、国賊 …出光佐三は、数々の悪名を商売敵から投げつけられ
ながら、その生涯を、業界を支配する海外の石油会社への挑戦、既得権益を
持つ勢力との闘いに捧げた偉人です。
話が脱線してしまいましたが、産経ニュースによると、文科省の文化審議会は
今年の7月28日、2017年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する
世界遺産の候補に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を選出しました。
9月に、閣議了解を経て、2016年2月1日までに正式な推薦書をユネスコへ
提出。2017年夏ごろに開催される世界遺産委員会で、登録の可否が
決まるとのことです。
近い将来の世界遺産? なかなか面白いところでした。