今日は役所改革の日だそうです
1969(昭和44)年の今日、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができました
同年1月26日、松戸市第9代市長に当選した松本清市長の発案で設置され
全国でも話題となりましたよね
松本清さんはドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者でもあることはご存知ですよね
市役所は「市民に役立つ所・市民にとって役に立つ人がいる所」をモットーに
日本初の即応部門「すぐやる課」を市役所に設置
「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」を柱に
役所の縦割り行政では対応できない仕事に、すぐ出動してすぐに処理をし、市民の
好評を得ました
それまでの地方行政では、緊急に対応が求められる事態に対しても、何重もの決裁が
必要とされてすぐには対応が出来ませんでした。そこで松本市長はこの課を市長直属と
することで、機動性を確保しようとしました
この『すぐやる課』は日本各地の市区町村長などに支持され、東京都世田谷区の
「すぐやる課 」など同名部署や同じ役割の部課が続々とでき、1975(昭和50)年には
全国315の自治体で採用されたそうです…今は、どうなんでしょうねぇ
それでも、こうした課の登場によって、各地の役所にユニークな課が登場していった
事は確かなようです。ただ…テレビで放送されている東京マガジンを見ていると
まだまだ変わらない役所も多いようで、住民の為の役所であって欲しいものですよね