2000年の今日6月25日 雪印集団食中毒事件の最初の被害が発生しました
雪印乳業大阪工場で製造された「雪印低脂肪乳」を飲んだ子供が嘔吐や
下痢などの症状を呈し、大阪市内の病院から大阪市保健所に食中毒の
疑いが通報されました。6月30日には保健所から大阪工場に製品の回収を
指導しましたが、大阪工場は直ぐには応じようとせず、大阪府・兵庫県
和歌山県など広範囲に渡って被害が拡大し、14,780人の被害者が
発生してしまうという前代未聞の集団食中毒に発展してしまった事件です
私の父は、元雪印の社員でしたが、アイスクリームやバター、ヨーグルトなど
雪印で好きな食品も数多くありましたし、この事件が多くのちゃんと働いていた
雪印の社員の心まで、ひどく傷つけていたのが残念でなりません
日を同じくして2008年の6月25日 マルハニチロホールディングスの子会社が
中国産ウナギを日本産と偽って販売していたことが発覚しています…
食品偽装は、これだけ問題になっても後を絶たず、そこに消費者の姿が
見えていないのが、あまりにも残念でなりません…
人が口にし、健康に与える影響は当然のことながら、産地偽装といった、
仮に消費者が気付けないものであったにしても、「だから良い」ではなくて
本当の産地の人の生活まで脅かす事になることを分からなければ…
物を売る人間、企業としては、
『どこまでも誠実に真摯に』消費者の心を思って欲しいものですね
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